出張先での雑記帖



高岡
Takaoka


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2025年 6月 5日(木) 高岡(富山)

<ぶらり 高岡>

(その1) 国宝 高岡山 瑞龍寺を散策

<国宝 高岡山 瑞龍寺>

壮大な伽藍配置様式の国宝寺院
高岡の開祖、加賀前田家2代当主前田利長の菩提寺
一直線に配置された総門、山門、仏殿、法堂や
左右対称に置かれた僧堂と大庫裏、
各堂をつなぐ回廊が特徴的な左右対称の伽藍配置。
江戸初期の禅宗寺院建築で
壮大な伽藍配置様式の豪壮にして典雅な美しさに圧倒される
加賀藩百二十万石の財力を如実に示す建造物です。



瑞龍寺最古とされる仏像(トイレの神様「烏瑟沙摩明王」)や
大庫裏前に掲げられた「魚鼓」もお見逃し無く。



総門(瑞龍寺)
薬医門形式の単層切妻造り
総けやき造りの薬医門(総門)



山門(瑞龍寺)
総けやきの重層入母屋造り
高さ18m、左右に金剛力士像を安置


仏殿(瑞龍寺)
総けやきの入母屋造り
最大の特徴でもある鉛瓦の屋根


法堂(瑞龍寺)
伽藍の中で最も大きな客殿書院造
天井には狩野安信の
四季の百花草が描かれています



回廊(瑞龍寺)
大庫裏から法堂を通って
僧堂へと続く左右対称の回廊
トイレの神様として有名な烏瑟沙摩明王


石廟(瑞龍寺)
座禅だけを行う場合は禅堂
食事等の修行をも合せ行う場合は
僧堂と呼ばれます


前田利長公墓所
前田家・織田家の石廟
右から前田利長・前田利家・
織田信長・側室正覚院・織田信忠




2025年 6月 5日(木) 高岡(富山)

<ぶらり 高岡>

(その2) 高岡市内(高岡駅前・伏木駅前)を散策

<北前船>


高岡市のストーリー
「荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落〜」
が日本遺産に認定されました。
古くから物流拠点として栄えていた高岡市伏木の港は
北前船によってさらなる文化と繁栄がもたらされました。



ノンビリと散策できました。



ドラえもんの散歩道
高岡市出身の漫画家
藤子・F・不二雄先生の作品
ドラえもんの銅像が12体設置


高岡大仏
1933年に造立
日本三大仏(奈良・鎌倉・高岡)の一つ
イケメン大仏としても全国的に有名


高岡古城公園
加賀前田家2代当主前田利長が
築いた高岡城の城跡を
明治以来公園として開放


射水神社
高岡古城公園内にある越中総鎮守一宮
奈良時代の創建といわれ
越中文化発祥にゆかりの深い守護神


高岡市伏木気象資料館(旧伏木測候所)
伏木港の回船問屋藤井能三氏により
私立伏木測候所として1882年に創立


高岡市伏木北前船資料館(旧秋元家住宅)
廻船問屋であった旧秋元家住宅を利用し
伏木と周辺の村々の歴史
当時の水運の様子を紹介


太閤山天然温泉 太閤の湯
地下1200mから汲み上げた天然温泉
加水をせず茶褐色の食塩泉



2025年 6月 6日(金) 高岡(富山)

<ぶらり 高岡>

(その3) 国宝 雲龍山 勝興寺を散策

<国宝 雲龍山 勝興寺>

浄土真宗本願寺派の寺院で本願寺を支える連枝寺院のひとつ
浄土真宗の一大拠点で越中における浄土真宗の触頭
本山に準じる連枝寺院にあるいは別院格としては破格の規模と形式を誇ります。
(1998年から2020年保存修理が行われ江戸時代の壮麗な伽藍が蘇りました。)
「本堂」「大広間及び式台」の2棟が2022年12月に国宝に指定されました。



地元では 「ふるこはん」 と呼び親しまれているそうです



総門
1840年に建立。
高さ8.7m、桁行5.5m、梁間3.1m
高麗門としては最大級の門


唐門
1769年に建立
1893年京都の興正寺より
2艘の北前船を利用して移建


鼓堂
1733年に建立
掘割に面して建つ2層の入母屋造り
城郭の櫓に似た外観


本堂
1795年に建立
本願寺阿弥陀堂を規範とし
江戸時代後期を代表する大型の本堂


本堂
本願寺の宮大工が建築に関わり
手挾や木鼻の装飾彫刻も
見応えがあります。


本坊(大広間及び式台)
1692年に建立
大広間には部屋の位の高さを示す
天井が少し高い「上段の間」




2022年 10月 26日(水) 高岡(富山)

<ぶらり 高岡>

2度目の高岡です。
(その1) 氷見線で伏木駅前を散策

<雲龍山勝興寺>

戦国時代、越中一向一揆の拠点となった寺
勝興寺は戦国時代の1471年に創建された古刹です。
1998年から「平成の大修理」と言われる大規模な修理が行われ、
2020年に完了しました。
2022年10月12日に文化審議会が、
勝興寺の「本堂」「大広間および式台」を国宝指定するよう文部科学大臣に答申
勝興寺の2棟は年内にも国宝として告示される予定です。

本堂には。勝興寺名物の高さ約1.8mもある
「デカローソク」が置かれています。





勝興寺には昔から「七不思議」と呼ばれる言い伝えが残っています。





@実ならずの銀杏
境内の前庭にある
樹齢300年ほどの銀杏の木
急に実がならなくなったそうです。


A天から降ってきた石
200年ほど前に国分の浜に
天から落ちてきたと言われている石

夜になると波が当たって
泣いているような音がするので、
勝興寺の本堂前に置いたところ
ピタリと音が止んだと言われています。

B水の枯れない池
経堂の西側に隣接して池
どんな干ばつの年でも
決して干上がることがないそうです。


C屋根を支える猿
本堂大屋根の四隅を支える
外側の柱の上にある猿の彫刻



D魔除けの柱
本堂はほとんどが
ケヤキの木で作られていますが、
1本だけが桜の木で、
しかも逆さまに取り付けられています。
不完全な部分をわざと作るという
魔除けの一種。

E雲龍の硯
自然に水が湧き出るという不思議な硯
別名「墨が涸れない硯」


F三葉の松
本堂北側の中庭にある
日本の在来種で
葉を3枚つける珍しい松の木



2022年 10月 26日(水) 高岡(富山)

<ぶらり 高岡>

2度目の高岡です。
(その2) 氷見線で雨晴駅前を散策

<雨晴海岸>

万葉ゆかりの景勝地、雨晴海岸
万葉の歌人「大伴家持」は、この雨晴の風景をこよなく愛し多くの歌を詠みました。
その美しい景色は今も昔も変わらず、
浜から眺める岩礁、富山湾越しに見る3,000m級の立山連峰の雄大な眺めは格別。
海を挟み標高3,000m級の山々を望むことが出来るスポットは、
世界でもなかなか見ることができないそうです。
(富山県の観光用ポスターなどによく使われる雨晴海岸ですね)



源義経が奥州へ落ちのびる途中、
にわか雨の晴れるのを待ったという「義経岩」は、
地名「雨晴」の由来ともなっているそうです。



女岩
面積約400平方メートル
周囲約約80mの小さな島
海越しの女岩と立山連峰は
絶景なフォトジェニック!



男岩
女岩から約800m南東にあり
面積1,100平方メートル
周囲約150m


義経岩
源義経がにわか雨にあった際
弁慶が岩を持ち上げ、
雨宿りをしたという伝説の岩


武田家住宅
武田信玄の末裔が住んでいた邸宅
この地方特有の屋根形式を持つ
貴重な民家



桜谷古墳群
二上山の北端に連なって
4世紀〜5世紀にかけて築造された
2基の前方後円墳と7基の円墳



2022年 10月 27日(木) 高岡(富山)

<ぶらり 高岡>

2度目の高岡です。
(その3) 高岡駅前を散策

<高岡山瑞龍寺>

壮大な伽藍配置様式の国宝寺院
前田利長公の菩提をとむらうため三代藩主利常によって建立された寺
一直線に配置された総門、山門、仏殿、法堂や
左右対称に置かれた僧堂と大庫裏、
各堂をつなぐ回廊が特徴的な左右対称の伽藍配置。



瑞龍寺最古とされる仏像(トイレの神様「烏瑟沙摩明王」)や
大庫裏前に掲げられた「魚鼓」もお見逃し無く。



総門(瑞龍寺)
総けやき造りの薬医門


山門(瑞龍寺)
総けやきの重層入母屋造り
高さ18m、左右に金剛力士像を安置


仏殿(瑞龍寺)
総けやきの入母屋造り
最大の特徴でもある鉛瓦の屋根


法堂(瑞龍寺)
伽藍の中で最も大きな
客殿書院造



回廊(瑞龍寺)
大庫裏から法堂を通って
僧堂へと続く左右対称の回廊


石廟(瑞龍寺)
前田家・織田家の石廟
右から前田利長・前田利家・
織田信長・側室正覚院・織田信忠


前田利長公墓所
大名の墓としては日本一といわれる
高さ11.9mの巨大な石塔



2022年 10月 27日(木) 高岡(富山)

<ぶらり 高岡>

2度目の高岡です。
(その4) 高岡駅前を散策

<白えび>

世界でも富山湾でしか漁が行われていないと言われるのが、
「富山湾の宝石」と称される 【白えび】 です。
名前の通り、白く透き通るような美しい色をしています。
鮮度が落ちるとすぐ黒ずむので、
ぜひ地元で本物の色と味を楽しみたい一品ですね。



美味かった。



海鮮問屋 柿の匠
白海老刺身付き御膳


ドラえもんの散歩道
「ドラえもん」をモチーフとした
高岡市ドラえもんポスト
(高岡銅器により製作)


瑞龍寺号
「ドラえもん」が運転手



2021年 3月 9日(火) 高岡(富山)

<ぶらり 高岡>

初めての高岡です。
午後から高岡駅前を散策!


富山県西部にある高岡市は、歴史のある街です。
前田利長ゆかりの地として知られ、
日本100名城にも選ばれた高岡古城公園、、
総けやき造りで壮厳な佇まいの瑞龍寺、
伝統工芸の高岡銅器に代表される鋳物の生産が盛んです。

また、高岡市は、藤子・F・不二雄先生の 出身地だそうです
駅前のドラえもんの散歩道には、
人気の漫画「ドラえもん」に登場するキャラクターの像が12体設置されています。



漁港から漁場が近く、水揚げされたばかりの魚介は鮮度抜群の美味しさです。!



前田利家墓所
高岡の町を開いた加賀前田家2代当主
前田利長の墓所
日本最大級の規模を誇る大名墓所


瑞龍寺(山門)
前田利長の菩提寺として建立された
曹洞宗の寺院
禅宗様式の典型的な伽藍配置


総けやきの重層入母屋造りの山門

瑞龍寺(仏殿)
前田利長の位牌を安置する法堂
総けやき造りとなっています。
トイレの神の烏蒭沙摩明王は必見です。


瑞龍寺(石廟)
右から前田利長、利家
織田信長、信長の側室
織田信忠の分骨廟



前田利長の石廟

高岡大仏
奈良や鎌倉の大仏と並ぶ日本三大仏
(総高15.85m、坐像7.43mの青銅製の大仏)
背にそびえる「円光背」が特徴的
仏像としては「日本一の美男子」?


射水神社
高岡城本丸跡に鎮座
太古より越中国全土の守り神として祀られ、
稲作文化を広めたことから、
五穀豊穰や商業繁栄の守護神と尊崇


高岡古城公園
加賀前田家の2代目当主であった
前田利長が築いた高岡城の城跡
を公園としたもの


本丸広場の前田利長騎馬像

金屋町(千本格子の街並み)
江戸時代から昭和初期に建てられた
千本格子の街並み
鋳物師町としては全国で初めて、
重要伝統的建造物群保存地区に選定


山町筋 (土蔵造りの街並み)
重厚で繊細な意匠の土蔵造りの町家
優れた土蔵造りの家々が立ち並び、
重要伝統的建造物群保存地区に選定


筏井家住宅 と 菅野家住宅