出張先での雑記帖



赤坂
Akasaka


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2018年 12月 6日(木) 赤坂(東京)

<ぶらり迎賓館赤坂離宮>

迎賓館赤坂離宮は、その名の通り元々は、
1909年(明治42年)に東宮御所として建設されました。
当時の日本の建築・工芸・美術の粋を尽くして作られた、
近代日本芸術の頂点に立つ建築物で、
まるでヨーロッパの宮殿のような日本唯一のネオ・バロック様式の宮殿建築です。

第二次世界大戦後、外国の賓客を迎えるための迎賓館としてリニューアルされ、
新たな歴史を刻んできた迎賓館赤坂離宮。
2009年(平成21年)には、明治期以降の建築物として初めて国宝に指定されました!




久しぶりにリフレッシュできました!



正門
正門の上に作られた紋章は
「五七の桐」と呼ばれる、迎賓館の紋章



前庭
正門から本館までの
約220メートルを結ぶ「前庭」
ベルサイユ宮殿の前庭にならって
趣のあるピンコロ石が敷き詰められています。


迎賓館本館
ネオ・バロック様式の石造りの大宮殿
天球儀と霊鳥には、
「鎖国がとけてからまだ間もない日本が
世界にはばたいていけるように」
という願いが込められているそうです。



主庭
全面砂利敷きの「主庭」には、
見事な大噴水を見ることができます。


大噴水



2016年 5月 19日(金) 赤坂(東京)

<ぶらり日枝神社>

高い格式を持つ神社で、東京5社・東京10社、新・東京5社の一つ、
東京では明治神宮とならぶ官幣大社です。
江戸時代には、徳川将軍家御用達の氏神・江戸城の鎮守でした。
以降は皇居の鎮守で、変わらず日本の中枢・皇城を守護しています。

元は太田道灌が江戸城を築くにあたり、江戸城の裏鬼門(南西)封じのために、
川越の山王社を勧請したのが始まり。鬼門(北東)を護る神田明神と対をなしています。
かつて天下祭と呼ばれた、日本三大祭・江戸三大祭の「山王祭」が有名です。

今から約800年前に建てられた日枝神社には、
山の神様「大山咋神(おおやまくいのかみ)」が祀られています。
古くは、滋賀県・比叡山のふもとにある日吉大社が、
全国に派生したことで創建された神社であったため、
比叡山の神様である大山咋神が祀られているのです。

猿は、もともと神様と人間のあいだをとりもつ存在
「神猿(まさる)」と称されて、昔から敬われる存在でした。
大山咋神が山の神ということもあり、
同じく山の守り神とも呼ばれる猿が使いとして重宝されていたようです。
「さる」という音から「勝る(まさる)」「魔が去る(まがさる)」とも考えられ、
勝運の神や魔除けの神として置かれています。


久しぶりにリフレッシュできました!



山王鳥居
山の形をした山王鳥居は、
他の神社では見られない、
日枝神社独特の鳥居だそうです。

神門
神猿像のペアが聖域を守護する神門

 

拝殿・本殿
かつて国宝だった社殿は東京大空襲で焼失し、
朱塗りの重厚な社殿が昭和33年に再建されました。
拝殿天井には、古江戸・武蔵野の原野を彩った、
百花草木の豪華な天井絵。


 
夫猿 と 妻猿と子猿