出張先での雑記帖



青森
Aomori


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2024年 11月 28日(木) 青森(青森)


<ぶらり青森>

3年ぶりの青森です!
シャガールのシャガール 「アレコ」 全4作品を求めて青森美術館へGO!


<シャガール 「アレコ」 全4作品>

「アレコ」 は、1942年にレオニード・マシーンが
バレエ・シアター(現アメリカン・バレエ・シアター)のために振付けた作品。
バレエ 「アレコ」 は、ロシアの文豪プーシキンの叙事詩が原作で
貴族の青年と少数民族=ロマの娘の間の恋と悲劇を描いた作品です。

美術はマルク・シャガールが担当し、4幕からなる作品に合わせ、
4枚の巨大な舞台背景画 (縦約9m×横約15m) を制作しました。
青森県立美術館は、第1幕、第2幕、第4幕の3点の背景画を収蔵しており、
2006年の開館当初から同館の象徴のひとつとして展示してきました。

残る第3幕もアメリカのフィラデルフィア美術館より借用し
その借用期間が2027年3月末まで延長されることが決定しました。
現在は、全4作品を館内にある 「アレコホール」 で観ることができます。

 



2021年4月と今回で2回目の訪問ですが、やはり凄い!


第1幕:月光のアレコとゼンフィラ
「ジプシー」 が流浪の生活をおくる大平原の様子
夜空には満月がこうこうと輝き
湖はその光を映している。
大地には「ジプシー」のテントが点在。
右側には恋の渦中にある
アレコとゼンフィラが寄り添って
宙に浮かんでいます。
二人の姿を一つの閉じたシルエットの中に
一体化して描くことで
その愛による結びつきを示しています。

第2幕:カーニヴァル
大道芸を披露しながら
村々を渡り歩く「ジプシー」の
陽気な暮らしぶりが演じられる第2幕。
祝祭的な雰囲気に包まれた
この場面を代表するのが
右側に描かれたバイオリンを持つ熊です。
楽器を奏でる擬人化された動物の姿は
ジャガールの絵の中にしばしば登場します。

第3幕:ある夏の午後の麦畑
この背景画に描かれるのは、
真っ赤に燃える二つの太陽に照らされた
黄金の麦畑。
実り豊かな麦畑を背景にした舞台では、
農村の青年や娘たちによる
官能的なダンスが繰り広げられます。
太陽とは対照的に冷え冷えとした
青色で描かれた小舟の上で
孤独に櫂をこぐ人は恋人を奪われ
一人残されるアレコの姿かもしれません。

第4幕:サンクトペテルブルクの幻想
「アレコ」 最終の章。
ゼンフィラを失い嫉妬に燃える
アレコを狂気が襲います。
真っ赤に染まったサンクトペテルブルクの街並み。
「青銅の騎士」像のシルエットが
闇夜に浮かんでいます。
荷車をひく白い馬が
宙に浮かぶシャンデリアをめがけて
夜空を駆け上がります。
左下には悲劇的な結末を暗示する
墓地/教会/キリストが描かれています。



2021年 4月6日(火) 青森(青森)


<ぶらり青森>

初めての青森です!


<シャガール「アレコ」全4作品完全展示>

青森県立美術館(アレコホールと呼ばれるこの大きなホール)には、
20世紀を代表する画家、マルク・シャガールによる
バレエ「アレコ」の背景画が展示されています。
青森県は1994年に、全4作品から成るバレエ「アレコ」の舞台背景画中、
第1幕、第2幕、第4幕を収集しました。
これらの背景画は、帝政ロシアのユダヤ人の家庭に生まれたシャガールが、
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れるため亡命していた
アメリカで、「バレエ・シアター」からの依頼で制作したものです。
残る第3幕の背景画《ある夏の午後の麦畑》は、
アメリカのフィラデルフィア美術館に収蔵され、
長らく同館の西側エントランスに展示されていましたが、
同館の改修工事に伴い、
2017年4月から4年間の長期借用、
更に2021年4月には2年間の借用期間の延長が認められました。

 



2021年3月で終了すると思っていたので本当にラッキーでした!


第1幕:月光のアレコとゼンフィラ
夜空にはこうこうと満月が輝き、
湖はその光を映している。
大地には、流浪の民である
ジプシーのテントが見える。
寄り添って宙に浮かぶ恋人たち、
アレコとゼンフィラの顔は、
シャガールと妻ベラの面影を
とどめているといわれる。
物語の始まりの場面にふさわしく、
宇宙の起源を思わせるような
青い大気が渦巻いている。

第2幕:カーニヴァル
ジプシーの仲間に入った
アレコは彼らと共に旅をし、
カーニヴァルの祭りでは、
熊や猿に芸をさせ、歌を歌い、
踊りを踊りながら、窮屈な都会とは
正反対の自由で気ままな暮らしを送る。
熊がヴァイオリンを奏で、
さかさまに描かれた花束からは
小さな猿が顔をのぞかせている。
四角い画面の中に広大な平原を
閉じ込めるかのように、ロシアの農村の
家々がカーブの中に描かれている。

第3幕:ある夏の午後の麦畑
ぎらつくような日光に照らされた
黄金の麦畑。
傍らの池には小舟が浮かび
小船の上には人の姿が見られる。
若きジプシーの登場により、
ゼンフィラの心は次第に
アレコから離れていく。
一人さびしくボートをこぐのは、
ゼンフィラの愛を失って
嘆き悲しむアレコの姿か。

第4幕:サンクトペテルブルクの幻想
最終幕、ゼンフィラを失い、
嫉妬に燃えるアレコを狂気が襲う。
真っ赤に染まった
サンクトペテルブルクの街並み。
プーシキンの詩でうたわれた
「青銅の騎士」の像が
闇夜に浮かんでいる。
馬車を轢く白い馬が、
宙に浮かぶシャンデリアめがけて、
夜空をかけあがる。
左下には悲劇的な終わりを暗示する、
墓地や教会、キリストが描かれている。



2024年 11月 28日(木) 青森(青森)

<ぶらり青森>

3年ぶりの青森です!

リンゴ・青函トンネル・ねぶた祭りなどで有名な青森県
東北三大祭りのひとつ 「青森ねぶた祭」 は 「ねぶた」 と呼ばれる山車と共に
「ラッセラー、ラッセラー」 という掛け声をかけながら
踊り子のハネトたちが場を盛り上げる様子が人気です。
青森県津軽地方の方言・津軽弁では 「眠たい」 ことを 「ねぷてえ」 と言いますが、
その言葉が「ねぶた・ねぷた」に転じて行事の名前になったとされています。




<川よし>

青森県青森駅から徒歩15分。
青森ベイブリッジの手前にある老舗のうなぎ専門店「川よし」
関東風で蒸してから焼いていますが、
絶妙な焼き加減で皮はパリッと香ばしく身はふっくらとトロける「フワトロ」
表面の照りが美しく蒸し加減と焼き加減が見事ですね。
お吸い物とお新香がセットでデザートも付いていました。
美味かったです (写真は 「特上鰻重」 4,950円(税込))



青森市内を散策し、美味しいものを食べ温泉でマッタリと・・・贅沢ですね〜


青森空港
「青の森へ」大型ステンドグラス
木々の青は青い森を赤は紅葉を表し
青森の風物風景を四季の移ろい
とともに表現



青い森鉄道
青森県三戸郡三戸町の目時駅から
青森市の青森駅までを結ぶ鉄道路線
緑の森の中で突然に生まれた
青い色の木のモーリー



浅虫温泉
「東北の熱海」「青森の奥座敷」
陸奥湾にのぞむ温泉
棟方志功ゆかりの地
(陸奥湾に浮かぶ湯ノ島)



青森県立美術館
シンボルマークの「あおもり犬」
青森県出身の画家・彫刻家
奈良美智氏の作品だそうです。


三内丸山遺跡
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」
縄文時代前期から中期の遺跡で
日本最大級の集落跡



ねぶたの家 ワ・ラッセ
青森市文化観光交流施設
ねぶた祭の歴史や魅力を余すことなく紹介
ねぶたの全てを1年を通して
体感することができる施設。


青森ベイブリッジ
青森県のランドマーク
青森港に掛かる「A」の形をした橋
青森港の貨物運搬の渋滞緩和を目的に
1992年に完成。



青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸
青函航路の青森発最終便となった
青函連絡船八甲田丸をそのまま利用した
日本初の鉄道連絡船ミュージアム



元祖 青森のっけ丼
市場内に並ぶ新鮮な魚介類や
名物から好きな具材、好きな量を
温かなごはんにのっけて食べる丼


青森まちなかおんせん
青森市内で唯一の源泉掛け流し天然温泉
ナトリウム塩化物泉
(低張性弱アルカリ性高温泉)




2021年 4月6日(火) 青森(青森)


<ぶらり青森>

初めての青森です!


青本州最北端に位置する青森県。

青森県の県庁所在地である青森市は、
八甲田連峰や陸奥湾などの美しい自然に囲まれ、四季折々の景観、
果実や鮮魚などの豊かな食材に恵まれています。
また、日本を代表する火祭り・青森ねぶた祭や
特別史跡の三内丸山遺跡など、
貴重な文化や歴史にも触れることができる魅力的な街です。



今回は、時間がなく青森市内を散策


青森県立美術館
夜白い箱が覆いかぶさっているような
独創的な建物

「あおもり犬」 と 「八角堂の森の子」


三内丸山遺跡
縄文時代前期〜中期にかけての
大規模な集落跡
建物跡、盛土、大型掘立柱建物跡
土偶や土器、ヒスイなどの装身具も展示



ねぶたの家 ワ・ラッセ
青森ねぶた祭りを体感できる観光施設
毎年、祭本番に出陣した
大型ねぶたも常設展示


青森ベイブリッジ
青森市の臨港地区を有機的につなぎ、
全長は1219m
主塔は逆Y形式
桁はフローティング形式



青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸
歴代の青函連絡船55隻のなかで
最長の現役期間(23年7ヶ月)
青函連絡船の最終航行船