<ぶらり別府>
大分県は、県内ほぼすべて(16市町村)において温泉がわき出ており
源泉数、湧出量ともに全国第1位のおんせん県です。
「大分に来れば、世界中の温泉地に行ったのと同じ」 と言われるほど、
個性的な温泉が多く温泉の色や種類はもとより、
その入浴方法や場所など全国的にも珍しい様々な温泉を楽しむことができます。
山は富士、海は瀬戸内、湯は別府です。
<べっぷ地獄めぐり>
千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことから
「地獄」と称される不思議な景観
「海地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」
の7つを巡る観光コースです。
2009年には、海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄の4地獄が
「別府の地獄」として国の名勝に指定されました。

※のんびりと散策することができました!
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1.海地獄 |
約1300年前に鶴見岳の噴火によって誕生
地獄とは思えないコバルトブルーは
硫酸鉄が溶解しているため
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赤池(海地獄) |
酸化鉄や酸化マグネシウムを含んだ
赤い熱泥が地層から噴出し
堆積しているため赤色
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蓮の池(海地獄) |
温泉熱を利用してアマゾン地方原産の
大鬼蓮や熱帯性睡蓮を栽培
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2.鬼石坊主地獄 |
灰色の熱泥が沸騰する様子が
坊主頭に似ている事から命名
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鬼の高鼾(鬼石坊主地獄) |
むかしむかし鶴見颪の寒さに震え上がった
鬼たちが石の布団にくるまって
高鼾のうたた寝をしてるんだとさ
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3.かまど地獄 |
泉温98℃の噴気で古来より氏神の
八幡竈門神社の大祭に地獄の噴気で
御供飯を炊いていた事が由来
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かまど地獄の煙 |
煙の粒子を核として
周りに水蒸気がくっつき
目に見える状態となります
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4.鬼山地獄 |
1923年に日本で初めて温泉熱を利用し
ワニの飼育を開始
別名「ワニ地獄」
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ワニ地獄(鬼山地獄) |
クロコダイル科、アリゲーター科など、
約70頭のワニを飼育中
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5.白池地獄 |
噴出した無色透明の温泉が池の底面に
落ちる際に温度と圧力が低下することにより
自然と蒼白い色合いになることから命名
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6.血の池地獄 |
豊後国風土記に赤湯泉の名で記された
1300年以上前から存在する
日本最古の天然地獄
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7.龍巻地獄(間欠泉) |
一定の間隔で豪快に噴き出した熱水は
屋根で止められていますが
約30mほど噴き出す間欠泉
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